第175章関与

数枚写真を撮っても、少女はまだ満足していなかった。彼女はスマートフォンの写真アルバムを開き、言った。「マーティンさん、見て。これ、友だちのアップル。彼女も今日のイベントのモデルなの。本当は一緒にステージに出るはずだったのに、どこへ行っちゃったのか分からなくて」

リリーは端末を受け取った。画面の中の少女は明るい笑みを浮かべ、目元には年相応の瑞々しさが宿っている。

だが、リリーがもう一度注意深く見た瞬間、胸がひゅっと跳ねた。

昨夜、この顔を見ている。

オリヴィアの隣の部屋――ベッドの上で眠っていたあの少女は、写真の少女と寸分違わなかったのだ。

「お友だち……」リリーは声が揺れないよう努め...

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